21世紀あれこれ雑学TRIVIA

地理2017/04/21

一度は見たい!40年以上燃え続けるダルヴァザの地獄の扉

地獄の扉…?

目の前に広がる、赤々とした炎の海…。

この画像、CGでも合成でもありません。
これはトルクメニスタンのダルヴァザという村に実在する直径約80mの穴です。

穴の中全体を覆うように炎が燃え盛っており、その光景からこの穴は『地獄の門』と呼ばれています。

観光名所としても有名な地獄の穴は、なぜ生まれたのでしょうか?

原因は一件の落盤事故

地獄の扉は、1971年の事故によって人為的に生まれました。

トルクメニスタンは石油や天然ガスなどの資源が豊富な国です。
特に天然ガスの埋蔵量は世界4位を誇るほど。

事故が起こった1971年、トルクメニスタンはソビエト連邦の一員でした。(1991年に独立を果たしています)

当時、ソ連はダルヴァザ周辺にある天然ガスの埋蔵を確認しようと、ボーリング調査を行います。
ボーリング調査とは、地質調査や採掘のために地面に大きな穴をあけることです。

ダルヴァザの地中に豊富な天然ガスがあることは確認されたものの、一連の作業の途中で大規模な落盤事故が起こってしまいました。
調査していた場所ごと地面が崩れ落ちてしまったのです。

そして崩れ落ちてできた穴から、地中にあった天然ガスが空中へと放出されました。

ガスを広げない手段として…着火!

天然ガスの主成分であるメタンやエタンは空気よりも軽く、素早く大気中に拡散します。
しかしメタンは温室効果ガスの1つで、拡散を止める必要があります。

目に見えないガスの放出を食い止めるため、当時の人々は穴に火をつけました。
湧き出るガスを燃焼させることで、拡散を防いだのです。

ガスが無くなれば火も消えるだろう、と思い40年。
なんと40年もの間、ガスは枯渇することなく放出され続け、それに合わせて炎も消えることなく燃え続けたのです。

いつまで燃える?

現在地獄の門を消す手段はなく、またいつまで燃え続けるかもわからない状態です。
有効な方法が見つかれば、炎は消されてしまうでしょう。

「今しか見れないかも」という思いが、さらに人々を地獄の門へと惹きつけるのかもしれませんね。

FOLLOW US

OPENiTは多彩な生き方を紹介する
コンテンツが詰まったWEBマガジンです。
今すぐフォローして最新情報を友達にもシェアしよう!

おすすめ記事

記事をもっと見る

一覧に戻る

最新記事 NEW

  • 最新記事

フォローしよう!

FOLLOW US

  • line
  • twitter
  • facebook