21世紀あれこれ雑学TRIVIA

日本史2017/11/27

【画狂老人卍】葛飾北斎、晩年のペンネームがすさまじい

江戸時代の浮世絵師、葛飾北斎

葛飾北斎といえば、世界的にも有名な江戸時代後期の浮世絵師です。
代表作「富獄三十六景」や「北斎漫画」は、化政文化を代表する作品といわれています。

北斎はもともと貧しい百姓の出で、本名は川村鉄蔵(幼名は時太郎)といいました。
18歳のとき浮世絵師・勝川春章の門下生となり本格的に絵を描き始めます。

北斎は生涯で約3万点もの作品を発表するなど意欲的に活動し、自身もとてもエネルギッシュで個性的な人物だったようです。

今回は北斎の数々のエピソードのなかでも特に人々に驚かれる、彼の「改号(改名)」について紹介していきます。

改名すること30回!

北斎はその生涯で、号(今でいうペンネーム)を30回変えていたそう。
有名な「葛飾北斎」は彼のペンネームの1つだったのですね。

北斎は「春朗」「辰政」などさまざまな名を使用していましたが、そのなかでも特に目を惹くのが90歳の頃名乗っていたペンネームです。
その名も「画狂老人 卍(がきょうろうじん まんじ)」。

「卍(まんじ)」は仏教用語で「喜び」を表す字の形です。
絵を描く喜びを、ペンネームで表しているのでしょうか。由来は北斎にしかわかりませんが、かなりのインパクトを与えているのは間違いありません。

北斎が30回も改名した理由は、弟子に号を譲り収入を得ていたからとも、自身の才能や地位、本心を隠すためともいわれていますが、真実はわかっていません。

ユニークなエピソードに事欠かない葛飾北斎

北斎は「富獄三十六景」に代表される浮世絵師としての実力が高く評価されていますが、それだけでなくユニークなエピソードに事欠かない人物としても有名です。

今回の改名30回もなかなかですが、他には一生で93回引っ越しをした、なんていうエピソードもあるのだとか。
多いときは1日に3回引っ越していたのだそう。

北斎は1849年5月10日、90歳でその生涯を閉じます。
しかし彼の作品や「葛飾北斎」という人物の残したさまざまな影響は、今後も語り継がれていくことでしょう。

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