21世紀あれこれ雑学TRIVIA

日本史2017/05/26

平安時代の女性は化粧落ちを気にして笑わなかった?驚きの貴族文化

平安時代の貴族の化粧法とは?

紀元前から人類の身近にあった化粧。
時代によって美人の定義は変わり、それに伴い良いとされる化粧方法も変化していきます。

794年(延暦13年)から始まった平安時代において、化粧の主流は「白」。
照明が発達していなかった当時は、暗い場所で浮かび上がるくらい「白い顔」が美人の条件とされていました。

なので平安時代の貴族女性はおしろいをたくさん塗って、とにかく顔を白くしていたのだとか。

ちなみにおしろいのノリを良くするために、当時の貴族女性は眉毛をすべて抜いていたそう。
すべて抜くと、さすがに痛そうですね…。

「美」を維持するためには…

当時のおしろいは、水銀を原料とした「軽粉(ハラヤ)」や鉛からつくる「鉛白(エンパク)」でした。

貴族女性たちはおしろいを顔だけでなく手足や首元など、目に見える場所に塗っていましたが、特に顔は何重にも重ねて塗ることが多かったそう。

厚く塗られたおしろいは重く、顔の筋肉を動かしにくかったと言われています。
また、笑ったり怒ったり泣いたり、表情を動かすとおしろいがはがれてしまう恐れがあったとか。

「美しさ」を維持するために、当時の貴族女性たちはなるべく表情を変えませんでした。

笑わない=美しい?

笑うことの少なかった平安時代の貴族女性。
やがて、人前で笑わないことが「上品」で「美しい」とされていったそうです。

日々生活していて、思わず笑ってしまいそうな場面もあったことでしょう。
思いっきり笑えないのは、少々不憫に感じてしまいます。

私たちは表情を気にせず生活できる時代に生まれて良かったですね。
化粧技術の進歩に感謝、と言ったところでしょうか。

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