21世紀あれこれ雑学TRIVIA

国語2017/03/13

知ってる?「々」の読み方。意外と知らない踊り字のこと

「々」の読み方は…無い!

「人々」「各々」「重々」…など、同じ漢字を2回続けるときに使う「々」。
日常でよく使いますよね。
ところで皆さんは、この「々」の読み方をご存知ですか?

実は「々」には、正式な読み方が無いんです。
「々」は漢字でもひらがなでもカタカナでもなく、日本語における記号、約物(やくもの)の一種に分類されます。
約物は普段発音されませんが、文章に意味を加えたり、意味を重ねたりするために広く使われています。

「々」の場合は同じ漢字や意味を繰り返すときに使われ、「踊り字」とも呼ばれます。
「?」や「・」、「!」や「※」も約物の一種。
それぞれ記号として文章に疑問の意味を加えたり、強調のニュアンスを与えたりしていますね。

今回はそんな約物の1つ、踊り字「々」にスポットを当てます。

踊り字の起源は中国にあり?

「々」の生まれについては諸説あります。
紀元前17世紀の中国の王朝、『殷(いん)』の時代に使われていたものが原型だという説もその1つ。

殷では同じ漢字を繰り返すときに一文字だけ漢字を書き、その後に記号を付け足すということが行われていました。
この繰り返しを表す記号は「重文号」と呼ばれ、殷では「=」が使われていました。

その後漢字が日本に伝わる際に一緒に重文号も伝わり、紆余曲折を経て「=」が「々」に変化した、といわれています。

「々」←読み方がないならどう変換する?

正式な読み方がないと、パソコンやスマホで変換するときに不便ですよね。
いちいち「人々」と打って「人」を消して…という作業はおっくうです。

しかし、心配ありません。
パソコンやスマホのメーカーによりますが、「々」に変換できる言葉はちゃんと用意されているのです。
有名なものとして挙げられるのが

・「おなじ」→「々」
・「くりかえし」→「々」
・「きごう」→「々」
・「どう」→「々」

…の4つ。
ちなみに、「おなじ」では「々」の他に繰り返しを表す踊り字「ゞ」や「〃」「ヾ」も変換できて便利ですよ。

日本語と聞くとどうしても漢字、ひらがな、カタカナで表される言葉ばかり思い浮かべてしまいますが、こうした踊り字を含めた約物も日本語を表現する上で欠かせないメンバーなのです。

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