21世紀あれこれ雑学TRIVIA

国語2017/01/19

「舞姫」を生んだ森鴎外の子ども達は元祖キラキラネームだった?

明治を代表する文豪、森鴎外

森鴎外といえば、日本を代表する明治の文豪です。
19世紀末にドイツ帝国に留学した日本人男性とドイツ人女性の恋愛を描いた『舞姫』は鴎外の代表作として有名ですね。

小説家の他に軍医としての顔も持つ鴎外は、日本のグローバル化の先駆け的存在でした。
森家は代々医者の家系であり、鴎外は1884年に陸軍軍医の派遣留学生としてドイツ帝国に留学します。

『舞姫』は、鴎外のドイツでの留学生活が元になっていると言われています。
舞姫に登場するドイツ人女性のモデルとなった女性に出会ったのも、この頃なのだとか。

グローバルな視野を忘れなかった鴎外

鴎外の本名は「森 林太郎(もり りんたろう)」。
留学時、この「林太郎」という名前をドイツ人に正しく発音してもらえず、鴎外はコンプレックスを感じていました。

鴎外は、自分の子どもたちはドイツ人やフランス人が発音しやすい名前を名付けようと決めます。
鴎外の子どもたちは、皆当時では珍しい名前でした。

長男:於菟(おと、オットー)
長女:茉莉(まり、マリー)
次女:杏奴(あんぬ、アンネ)
次男:不律(ふりつ、フリッツ)
三男:類(るい、ルイ)

残念ながら次男の不律は生後半年で亡くなってしまうのですが、鴎外の子どもたちはそれぞれ医学者や文筆家、エッセイストとして非凡な才能を発揮しました。

鴎外の孫も!

ちなみに於菟の子どもたち(鴎外の孫)も皆グローバルな名前で、

長男:真章(まくす、マックス)
次男:富(とむ、トム)
三男:礼於(れお、レオ)
四男:樊須(はんす、ハンス)
五男:常治(じょうじ、ジョージ)

と名付けられています。
皆それぞれ医学分野や文学の分野で成功を収めており、森家の才能を受け継いでいます。

天才というものは、いつの時代も人々に驚きと感動を与えるのですね。

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