21世紀あれこれ雑学TRIVIA

世界史2017/01/13

笑い死んだギリシアのストア派哲学者、クリュシッポス

古代ギリシアの哲学「ストア派」

紀元前3000年頃から紀元前1世紀までに栄えた古代ギリシア。
パルテノン神殿やミロのヴィーナス像が生まれたのもこの時代だと言われています。

古代ギリシアでは、「ストア派」と「エピクロス派」という2つの哲学が生まれました。

「ストア派」は禁欲主義的な生き方を通じて心の平安を生み出そうという主義で、「エピクロス派」とはそれとは反対に精神的な快楽を求めるものでした。

ストア派の代表的な哲学者の1人が、今回紹介するクリュシッポスです。

笑いすぎて死んだ哲学者、クリュシッポス

哲学を学ぶためアテナイ(現在のアテネ)に移り住み、ストア派に魅了されたクリュシッポス。

クリュシッポスは生涯で700冊もの本を書いた、熱心な哲学者でした。
しかし現存しているのはわずかな断片で、その一部は後にセネカなどの有名哲学者の書の中に引用されています。

セネカに影響すら与えた偉大な哲学者、クリュシッポス。
そんな彼は、なぜ「笑い死に」してしまったのでしょうか。

犯人はロバ

クリュシッポスを死においやるほど笑わせたのは、ロバでした。

ある日、クリュシッポスはロバに葡萄酒(ワイン)を飲ませます。
ロバは酔っ払い、フラフラしながらもイチジクの実を食べようとしました。
その姿を見たクリュシッポスは、あまりのおかしさに笑い死にしてしまったのだとか。

笑い死にした人物はその後も何人か現れますが、世界史の記録に残る最初の「笑い死に」はクリュシッポスでした。

そんなに面白いか…?と疑問に思う人も多いでしょう。
しかし、人の笑いのツボがどこにあるかは分からないもの。
文字通り「死ぬほど」笑ってしまったのでしょう…。

笑いすぎると息ができなくなって苦しいですよね。
皆さんも、どんなにおかしくても呼吸は忘れないようにしましょうね!

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