21世紀あれこれ雑学TRIVIA

世界史2017/03/3

イスラム教二大宗派、スンニ派&シーア派とは?

イスラム教二大宗派 スンニ派とシーア派

イスラム教とは、7世紀頃にムハンマド(マホメッド)によって開かれた宗教です。
世界三大宗教のうちの1つで、イスラム教徒は世界に約16億人いるといわれています。

イスラム教は、唯一神である「アッラー」を信仰し、コーランを教典としています。
コーランとは預言者(神様の言葉を伝える者)であるムハンマドが、神様から受け取った教えを完全な形にしたものです。

皆さんは、イスラム教の「スンニ派」「シーア派」という言葉を聞いたことがありませんか?
イスラム教では現在この2つが「二大宗派」といわれています。
今回は、この2つの宗派について解説していきます。

イスラム教スンニ派

割合:イスラム社会の9割を占める多数派

基本スタイル:ムハンマドの慣習(スンニ)を重要視する

後継者問題:イスラム世界の指導者(後継者)は世襲制でなくても良い

礼拝スタイル:1日5回、モスクの方角に向かい両腕を組んで礼拝する

偶像崇拝:なし

スンニ派の国:サウジアラビア、アラブ首長国連邦など

イスラム教シーア派

割合:イスラム社会の1割を占める少数派

基本スタイル:血脈を重視している

後継者問題:イスラム社会の指導者(後継者)はムハンマドの子孫にすべき。世襲制が良い

礼拝スタイル:1日3回、モスクの方向に向かって礼拝する。ムハンマドの11人の子孫を祀る聖廟(聖堂)に年に1回巡礼する

偶像崇拝:あり(ムハンマドの11人の子孫)

シーア派の国:イラン、イラクなど

イスラム教宗派のポイントは後継者問題

スンナ派とシーア派のもっとも大きな違いは「誰をムハンマドの後継者とするか」です。

スンナ派は、ムハンマドの後継者(=イスラム社会の指導者)は必ずしもムハンマドの子孫や血縁者である必要はないと考えています。

対してシーア派は預言者であるムハンマドの血を引く絶対的なリーダーに従うことが大切だ、と信じています。

同じイスラム国家でも、スンナ派であるサウジアラビアとシーア派であるイランはなにかと対立しがちです。
その背景には、こうした解釈の違いも関係しているのです。

FOLLOW US

OPENiTは多彩な生き方を紹介する
コンテンツが詰まったWEBマガジンです。
今すぐフォローして最新情報を友達にもシェアしよう!

おすすめ記事

記事をもっと見る

一覧に戻る

最新記事 NEW

  • 最新記事

フォローしよう!

FOLLOW US

  • line
  • twitter
  • facebook