少しずつ寒くなってきましたね。
暦の上で冬の始まりといわれる「立冬」。2017年は11月7日でした。ということは、もうすでに季節は冬。ここ最近の朝晩の冷え込みにも納得です。
寒い日はなるべく暖房の効いた部屋から出たくない…なんて考える人は多いのではないでしょうか。
その気持ち、痛いほどわかります…。
しかし、この冬はあえて外に出かけてみませんか?
どうせならば、冬にしかできないことをやってみましょう。そう、ウィンタースポーツです!
やってやるぜ!ウィンタースポーツ

「ウィンタースポーツ」とはそのまま、冬のスポーツのことです。
ぱっと思いつくのはスキーやスノーボードですが、ここ数年ではそれ以外にも新しいウィンタースポーツが次々と生まれています。
今回は、そんな最新ウィンタースポーツを4つ紹介します!
人気No.1?新感覚スノーボード「デュアルスノーボード」

(画像引用元:https://uncrate.com/article/dual-snowboards/)
「デュアルスノーボード」とは「セパレートスノーボード」とも呼ばれる、片足ずつ分けて装着するタイプのスノーボードです。
デュアルスノーボードの誕生は2011年。アメリカのスノーボーダーであるスコット・リケットにより考案されました。
その後じわじわと人気が広がり、現在では国内のゲレンデでもときどき見かけるように。
「スノーボード」と名がついていますが、滑り心地は通常のスノーボードとは一味違うそう。
両足が1つの板にくっついているのが苦手という人には、比較的とっつきやすいスポーツかもしれません。
まるで空を飛んでいるよう?「スノーカイト」

「スノーカイト」とは、大きなカイト(凧)を操りながら雪上を滑るスポーツです。
スノーボード板やスキー板を履き、ハーネスで体を固定して疾走します。
スノーカイトは他のウィンタースポーツとは違い、一般のゲレンデでは行いません。
適度に風が吹き周囲に障害物のない開けた場所が必要で、冬の間遊休地となっている牧場や凍った湖の上などの平たい場所で主に行われます。
熟練者はただ滑るだけでなくジャンプやさまざまなトリックを繰り出し、まるで空を飛ぶかのように疾走します。
腕を磨けば磨くほど、その魅力にやみつきになるスポーツといえるでしょう。
子どもから大人まで!親子で楽しめる「スノースクート」

老若男女問わず楽しめるウィンタースポーツとして人気を集めているのが「スノースクート」です。
スノースクートは自転車とスノーボードを掛け合わせたような乗り物。
ハンドル操作ができるため他のウィンタースポーツに比べてバランスが取りやすく、子どもやお年寄りなど老若男女問わず楽しめるのが特徴です。
2時間ほど基本練習を積めばある程度滑れるようになるので、飽きっぽい人でも大丈夫!
また、バイクや自転車に乗るのが好きという人にもおすすめです。
スピード感を求めるなら!うつ伏せで駆け抜ける「エアーボード」

(画像引用元:http://www.airboard.com/en/landing)
「エアーボード」とは、空気で膨らませたゴム製のボードにうつ伏せの状態で乗り込みゲレンデを滑り下りる、新感覚のウィンタースポーツです。
10年以上前にスイスで誕生し欧米ではすでにメジャーな存在で、エアーボードの世界大会も開催されています。
地面に顔が近い状態で滑ることもあり、体感速度は時速約40kmといわれています。
数あるウィンタースポーツのなかでも、特にスピード感のあるスポーツといえるでしょう。
ボードの裏にエッジがついていて、体重移動で曲がったりスピードコントロールをしたりできるので、見かけほど難しくないそう。
またボードの空気を抜けば折りたたんで持ち運べるので、かさばりがちなウィンタースポーツ用品のなかでは特にお手軽です。
チャレンジする前は、まずゲレンデに確認を!

続々と登場する新しいウィンタースポーツ。
ぜひ体験してみたいですよね。
しかし、国内のゲレンデではこうした最新ウィンタースポーツに対応していないところが多いのも現状です。
お目当てのスポーツに挑戦する前に、一度行く予定のゲレンデに実際に遊べるかどうか確認してみると良いでしょう。
またやりたいスポーツがはっきりしている場合は、そのスポーツに対応しているゲレンデを探してみるのがおすすめ。
種類にもよりますが、デュアルスノーボードやスノースクートなどは遊べるゲレンデも多いです。
まだまだこれからが寒さの本番。
ぜひこの冬はウィンタースポーツで遊び尽くしてやりましょう!