ペットにしたい?かわいいアライグマ

アライグマは、北アメリカ生まれの哺乳類です。
日本では、アニメ「あらいぐまラスカル」に登場し人気を博しました。
その愛らしい容姿からペットにしたい!という声をよく聞くアライグマ。
アメリカでは実際にペットとして飼育されているケースも多くみられますが、日本でアライグマをペットにするのはご法度。
元々日本には生息していなかったアライグマは現在外来種として野生化し、農作物被害や在来生態系に影響を与えることから「特定外来生物」に指定されています。
いくら可愛くても、ペットにしてはいけません。
さてそんなアライグマですが、やはり皆さん「食べ物を洗う」イメージがあるのでは?
実はこれ、大きな誤解なのです。
今回は、アライグマの豆知識をご紹介します!
アライグマは食べ物を…洗わない!

アライグマは雑食で、さまざまな動植物を捕食します。
川や海など水辺に生息するアライグマは、エビやカニを食べる場合も。
もともと視力が悪いアライグマは、目だけでは獲物の有無を確認することができません。
そのため、獲物を捕まえる際は水の中を手探りします。
この姿がまるで食べ物を洗っているように見えたことから、「アライグマ」と名付けられたそう。
なので実際には食べ物を洗うわけではないのです。
しかし、動物園などで飼育されているアライグマは、餌を洗うことがままあるそう。
理由は明らかになっていませんが、「暇を持て余しているのだろう」と言われています。
もしくは単純に、餌を洗うとお客さんが喜ぶからかもしれませんね。